
子どもにスマホを持たせたいけど、料金が高くなりそうで不安…
子ども用スマホって名義や契約方法、フィルタリングなど、気になることが多いですよね。端末も用意しないといけないし…。
わが家の場合、最初は親のお古スマホをWi-Fiで使わせ、その後は楽天モバイルの0円時代やpovoの0円運用を経てきました。
でも、中学生になり塾通いが始まったタイミングで「外でも安心して使えるスマホ」が必要に。
検討の結果、月額料金がお手頃&キャンペーンでお得にスマホ端末をゲットできるIIJmioへ乗り換えました。
この記事では、IIJmioを子どもに使わせるときの契約の流れ、povoから乗り換えたリアル体験談、実際のスマホ料金まで詳しく解説します。

読み終えるころには、
「うちの子にもIIJmioを安心して契約できそう!」
と感じられるはずです。
子どもにIIJmioは使える?契約の基本を解説
IIJmioは子ども名義では契約できませんが、親名義で契約すれば問題なく利用可能です。
- 18歳未満は本人名義で契約できない
- 契約者は親、利用者を子どもに設定できる
- 家族割やデータシェアの対象になる
我が家は「夫名義」で契約しているため、新たに音声SIMを追加し、利用者を長女に設定しました。実際に家族割やデータシェアが適用され、大人と同じようにお得に使えています。
IIJmioの基本料金は?
IIJmioの料金は格安SIMの中でもトップクラスに安いです。さらに、家族で利用すると1回線ごとに100円引き。データはシェアでき、翌月持ち越しも可能です。
音声SIM、音声eSIMの通常料金を見てみましょう。
データ容量 | 月額料金 | 家族割適用後 |
---|---|---|
2GB | 850円 | 750円 |
5GB | 950円 | 850円 |
10GB | 1,400円 | 1,300円 |
15GB | 1,800円 | 1,700円 |
20GB | 2,000円 | 1,900円 |
※2025年9月時点の料金です。通話料・端末代は別途必要。
我が家の料金例(3人利用した場合)
我が家では夫婦でIIJmioを愛用中。中学生の長女用に3回線目を追加することで以下のような契約になる予定です。
利用者 | プラン | 月額料金 | 備考 |
---|---|---|---|
夫(契約者) | 15GB | 1,700円 | 家族割適用済み |
妻(私) | 5GB | 850円 | 家族割適用済み |
娘 | 5GB | 600円 | キャンペーン6カ月間 |
合計 | 25GB | 3,150円 |
別途通話料はかかりますが、LINE通話や家族間でのSignal利用が中心なので、ほとんど追加費用は発生していません。

家族3人で月3,000円台に収まるのはIIJmioならでは!
我が家の子どもスマホ遍歴【お古Wi-Fi→楽天→povo→IIJmio】
わが家の子どもにスマホを持たせたのは小学生低学年のとき。そこからのスマホ歴をまとめてみます。
最初はお古スマホ+Wi-Fi
はじめて子どもにスマホを持たせたのは小学校低学年の頃。私のお古スマホ(iPhoneSE第一世代)を自宅のWi-Fi専用で使わせていました。
自宅でYouTubeやLINE、ちょっとしたアプリゲームを楽しむ分には十分でしたが、外では通信できず、電話番号もないため、いざという時の連絡には不安がありました。
楽天モバイル0円時代に救われた
私がパートにでることになり。娘のお留守番中に緊急の連絡を取りたいと考えました。仕事中はLINEが使えないからです。
職場の固定電話に電話をかけるためには電話番号が必要です。その時に役立ったのが、楽天モバイルの「1GB以下0円」プラン。
当時は料金が一切かからず番号を持てたので、子どものはじめてのスマホ契約にピッタリでした。
実際に楽天モバイルの新規契約特典でもらったポイントでAQUOSスマホをゲット。契約して使い始めましたが、自宅で使う分には1GBを超えることはなく、安定して使えていました。

ですがサービス終了により継続できなくなり、新しい選択肢を探す必要が出てきました。
povoでほぼ0円運用を実践

楽天モバイルに代わって契約したのがpovoです。
povoは基本料0円で、トッピングしなければ低速通信になりますが、LINEメッセージやLINE通話はストレスなく使えるレベル。
さらに大きなメリットは、楽天モバイルで使っていた電話番号をそのままMNP転用できたこと!
番号が変わらなかったので、LINEや各種アプリのアカウントを引き継ぐ手間もなく、友達との連絡もスムーズでした。

お友達とでかけるときや旅行など、連絡が確実に取れる状態にしておきたいときだけトッピングして使っていました。
IIJmioに乗り換えた理由

povoからの乗り換え先にIIJmioを選んだ理由は以下の2つ。
楽天モバイル端末(AQUOS)が不調に
楽天モバイル0円時代に契約したAQUOSスマホ。気が付けば5年以上使っていました。
バッテリーの劣化や動作の重さ、画面表示の不良が目立つようになり、週3塾通いの貴重な連絡手段としての使用に不便が出てきました。

「端末を買い替えよう」と思ったのが乗り換えのきっかけです。
乗り換え割キャンペーンでAQUOSが15,000円に!
IIJmioを選んだ一番の決め手は、私たち夫婦が9年以上愛用していたこと。そして「スマホ乗り換えキャンペーン」を実施していたことです。
他社から乗り換えで、最新の端末を大幅に割引して購入できるのがウリ。

実際に新品AQUOSを15,000円で購入(定価33,800円の半額以下)できました。
IIJmio長期契約者特典で初期費用が0円に
さらに、以下のような長期特典をもらっていました。
- データ5GBプレゼント
- 初期費用(3,300円)割引
- SIM交換・再発行無料
その中のひとつが初期費用3,300円が0円になる特典。
カスタマーに問い合わせた所、追加SIMの契約にも適用できるとのこと。しかも乗り換え割にも適用可能!会員IDでログインした状態で乗り換え割のキャンペーンページに進み、手続きすれば適用されますよ~とのこと!
名義やMNP転用の不安はカスタマーに確認して解決
長女のpovoは私名義で契約していました。
「夫名義のIIJmioにMNP転用して、娘を利用者にできる?」という不安がありましたが、カスタマーサポートに問い合わせたところ「問題ありません」との回答。
そのため、IIJmioの申し込みにあたって、乗り換える番号の利用者を娘にしました。

事前に確認したことで安心して契約に進めました。
povoで使っていた番号をそのままIIJmioにMNP転用できたため、電話番号は楽天モバイル時代からずっと同じです。
LINEアカウントや各種アプリも問題なく継続できました。
実際にIIJmioを契約した体験談(2025年9月)
ここからは、我が家が実際にIIJmioを申し込んでから使い始めるまでの流れをまとめました。
申込みから5日でスマホが到着!
既存会員IDでログインした状態でキャンペーンページから申込み。
手続き自体はWeb完結でとてもスムーズでした。
8月28日に申込みをして、5日後の9月1日には新しいAQUOSスマホとSIMカードが到着!

初期設定と開通手順
最初に開通手続きを行います。
SIMカードをスマホに差し込む前に、案内に従って専用番号(無料)に電話をかけ、以下を入力しました。
- 乗り換え対象の電話番号
- SIMカードに記載されている番号下4桁
10分ほどでpovo回線が止まり、そのままIIJmioに切り替わりました。
SIMを差し込み、プロファイルを設定すると…すぐに通話と通信が利用可能に!

全体で15分ほど。特別な知識がなくても、マニュアル通り進めるだけで簡単に開通できました。
子ども用スマホに最低限設定したこと
新しいスマホが使えるようになったら、まずは安全対策から。
- Googleファミリーリンクで利用時間やアプリ承認を管理
- アプリは必要最低限(LINEなど連絡手段)を許可
- 位置情報の共有を有効化
ファミリーリンクは旧端末でも設定していたため、Googleアカウントを同じにすればスムーズに引き継げました。
LINEは旧スマホでトークをバックアップ → 新スマホでQRコード読み込み+復元、で問題なく移行完了。
家族で使うアプリのインストール
わが家特有の使い方として、以下のアプリを新機種にも導入しました。
これで、通学や塾通いでも不便なく使える環境が整いました!
あとは必要に応じて娘自身にアプリを入れてもらう予定です。
Googleファミリーリンクの設定方法は公式サイトがわかりやすかったです。
子ども向けキャッシュレス管理に興味がある方はこちらの記事を参考にしてください。
子供用スマホにフィルタリングやみまもりパックは必要?
IIJmioには「みまもりパック(月550円)」という有料オプションがあります。
- ウイルスバスター(ウイルス対策)
- i-フィルター(Webフィルタリング)
のセットで、セキュリティと子ども管理を強化できます。
ただ、我が家はまず無料のGoogleファミリーリンクで十分でした。
さらに、夫が契約していたPC用マカフィーが複数台まで適用できたので、娘のスマホにも導入。
結果的に有料オプションを使わずとも、安全に利用できています。

家庭にすでにセキュリティソフトを利用している方は「追加台数が使えるかどうか」確認するのがおすすめ!
子ども自身にネットリテラシーを学ばせる意味でも、以下のページも参考になりました。
よくある疑問(FAQ)
IIJmioで子供にスマホを持たせるにあたり、よくある疑問をまとめました。
子ども名義で契約できる?
- できません。
IIJmioは18歳未満の本人名義では契約できません。必ず親名義での契約が必要です。
ただし利用者情報に子どもの名前を登録できるので、契約上は親、実際に使うのは子どもという形で問題なく運用できます。
IIJmioの「みまもりパック」とは?
- 月550円でセキュリティとWebフィルタをまとめて管理できるオプションです。
「ウイルスバスター」と「i-フィルター」のセットで、ウイルス対策に加え、有害サイトやアプリ利用の制限が可能。

スマホデビュー直後の子どもをしっかり管理したい家庭には安心です。
みまもりパックは必要?
- 結論:必須ではありませんが、管理を徹底したいなら便利です。
我が家はGoogleファミリーリンク+家庭用セキュリティソフトで対応できています。
ただ「利用時間やサイト閲覧を細かくチェックしたい」「ネットリテラシーが低い子に持たせる」場合は、みまもりパックがあれば安心です。
家族割に子どもの回線も適応できる?
- 結論:適応可能です。
IIJmioの家族割は同一mioID内のすべての回線が対象なので、子ども回線も自動的に適用。
1回線あたり月100円引きなので、複数人で使うほど割引額が増えます。(3人なら300円引き)
将来名義変更はできる?
- 結論:18歳未満では不可。
子どもが18歳になった時点で「利用者→契約者」へ名義変更(譲渡)が可能です。

高校卒業や進学・就職のタイミングで自分名義に切り替えて、そのまま使い続けられます。
キッズ携帯やスマートウォッチとどっちがいい?
- 結論:小学生低学年まではキッズ携帯・ウォッチ、中学生以上はIIJmioスマホがおすすめ。
キッズ携帯やウォッチはGPSや最低限の通話に特化して安心ですが、LINEや学習アプリは使えません。
一方、中学生以降はLINEや学校連絡アプリが必須になるため、IIJmioスマホを制限付きで使わせる方が現実的です。
まとめ|IIJmioは子どもスマホに最適な選択肢
povoや楽天モバイルでの0円運用は確かに助かりましたが、端末買い替え+通信の安定性を考えるとIIJmioに軍配が上がりました。
- 家族割で通信費をさらに節約
- 端末が格安で購入可能
- 名義やMNPも家族ならスムーズ

中学生以上の子どもにスマホを持たせたいなら、IIJmioは安心して選べる格安SIMです。
あわせて読みたい関連記事:
コメント