冬は暖房を使う時間が長くなり、電気代がぐっと上がりますよね。
わが家は4人家族。
そのままにしておくと、冬は電気代が一気に膨らみがちです。
でも、「暖房を我慢する節約」は続かないし、体調に影響することもあります。

そこでわが家は、
“がんばらずに、暖かく過ごせる仕組みづくり”
に切り替えました。
この記事では、
- わが家が実際に続けている暖房費の節約術
- 最後に“勝手に節約が続く契約の見直し”
まで、順にわかりやすく解説します。
冬に電気代が上がりやすい理由|暖房は「熱をつくる家電」だから

冬になると電気代が一気に増える…
これは特別なことではなく、多くの家庭で起こる自然な現象です。
暖房は冷房よりエネルギーを使う
→ 熱を生み出す方が圧倒的に電力消費が大きいため、冬の電気代は上がりやすいのです。
さらに、冬は 室内と外の温度差が大きく、暖房が休まず動き続けるため、使用量が増えます。
冬は暖房以外でも電気を多用する
| 使用するもの | 理由 |
|---|---|
| 加湿器 | 暖房の乾燥対策 |
| 電気カーペット / 電気毛布 | 足元だけ冷える |
| 洗濯乾燥機 | 洗濯物が乾きにくい季節 |
| こたつ・パーソナル暖房 | 局所あたため |

つまり、家全体で電力使用が増える季節が冬です。
だからこそ、冬は「節約の効果が出やすい」
使用量が多い季節は、
ちょっとの工夫で電気代にしっかり差が出ます。

我が家でも、暖房効率を上げる工夫を取り入れただけで、
無理なく電気代が下がりました。
ガマンではなく、家の仕組みで乗り切るのがポイントです✨
まずは「部屋の環境」を整える|暖かさを逃がさない工夫
暖房の温度を上げるより、
“暖かさをキープする仕組み” をつくる方が効果が大きいです。
わが家はリビング階段で、暖気が2階へ逃げやすい間取り。

そこで取り入れたのが 階段にカーテンを付けて暖気をガードする方法。
- 朝:暖めるのは1階リビングだけでOK
- 夜:寝る1時間前にカーテンを開ける → 2階寝室へ暖気を送る
家全体ではなく、必要な場所だけあたためる。
これだけで暖房の負担は大幅に軽くなりました。
暖房の設定温度は「20〜22℃」が目安
暖房は 設定温度を1℃下げるだけで、電気代が約10%節約できる とされています。
ただし、寒さを我慢しすぎると結局設定温度を上げてしまい逆効果。
わが家はこうしています
- 立ち上げ → 23℃(自動 / 強)
- 部屋が暖まったら → 21℃に調整

最初に一気に暖める → あとは維持 がいちばん浪費しません。
自動運転 × 風向きは「下向き」
運転設定や風向きも重要。
- 最初は「自動 / 強」でしっかり部屋を暖める
- 暖かい空気は上に溜まるので、風向きを下向きへ

さらに、サーキュレーターで空気をゆっくり循環させると、同じ温度でも体感が全然違います。
暖房の「補助役」を賢く使うと“我慢しない節電”が叶う

部屋はそこまで寒くないのに、足元だけ冷える…
エアコンを強くすると電気代が不安…
そんなときに役立つのが、“必要な場所だけあたためる”補助暖房 です。
エアコンは“空間全体を均一に温める”のは得意ですが、
立ち上がりと足元の温度維持は少し苦手。
そこでわが家は、エアコンを弱めで運転しつつ、補助暖房で快適さをプラス しています。
① コロナの灯油ストーブ|「朝夜だけ」使ってエアコンの立ち上がりを助ける
わが家では 朝と夜の冷え込みが強い時間帯だけ、
灯油ストーブを短時間つけています。

部屋が冷え切っていると、エアコンだけだと暖まるまで時間がかかるので、
最初の15〜30分だけストーブ
→ 暖まったらエアコンにバトンタッチ しています。
エアコンは、
部屋の空気を循環させながら暖める→暖かさを維持する のが得意。
一方、ストーブは、
ので、
冷え切った部屋の “最初のあたため” だけはストーブの方が効率が良いんです。
【朝・夜の冷え込み】
最初 → ストーブで一気に室温アップ
維持 → エアコンに切り替えて自動調整
この「役割分担」で
灯油代を抑えつつ、電気代のムダ使いも防げます。
さらに、
- 上に やかん を置けば加湿も一緒にできる
- 休日は 焼き芋🍠 が楽しみになる
と 楽しさ もあって、冬の朝がちょっと嬉しくなる存在です。
② リビング階段には「カーテン」で暖気を逃さない
わが家はリビング階段+2階へ続く空間なので、
そのままだと 暖気が上に逃げてしまいます。
そこで、

「必要なときだけ暖かく」 が無理なくできます。
③ 電気カーペット+ひざ掛けで“即席こたつ”
わが家はこたつは置かずに、電気カーペット+ひざ掛け で代用しています。

ひざ掛けを電気カーペットにかぶせて脚を入れるだけで、即こたつ。
しかも 人数に合わせて“半面だけON” もできるから電気代節約にも。
- 勉強や読書タイム
- こどもが一人で過ごす時
など “スポットで暖めたい時にちょうどいい”。
④デスクワークには電気毛布
デスクワークをしていると、動かないぶん 足元から冷えてくる ことが多いですよね。
そんな時に頼りになるのが 電気ひざ掛け です。

私は仕事中、ひざにかけて使っていますが、
自分の周りだけをじんわり温めてくれる のが本当にちょうどいいんです。

- 部屋全体を暖める必要がない
- エアコンほど空気が乾燥しない
- 付けっぱなしでも負担が少ない
いわば “パーソナル暖房”。
娘も気に入り、勉強部屋では色違いを愛用しています。
▼電気ひざ掛けについては、こちらで詳しく書いています
⑤湯たんぽは“足元をあたためる最省エネ”
就寝時は 湯たんぽ。
わが家は無印良品の湯たんぽを愛用中。
寝る15分前に布団へ入れておくだけで、
足先の冷えがなくなり、寝つきがとてもよくなります。
▼無印良品で安く買うコツはこちら。
他にも自分の周りだけをあたためる「パーソナル暖房」については、
以下の記事で解説しています。
電気代は「使い方」より「契約」の影響が大きい
暖房の工夫をしても、それでも冬は電気代が上がりやすい季節。
そこで一番効果が大きいのが電力会社の見直しです。
わが家は4回乗り換えて、今は オクトパスエナジーに落ち着いています。
オクトパスエナジーが続けやすい理由は「料金がシンプル」だから
オクトパスエナジーは、
という、とてもわかりやすい料金体系です。
電気代って、実は多くの会社で
- 基本料金
+使用量料金(従量制)
+燃料費調整額
+再エネ賦課金
…と、けっこう複雑になりがちです。
特に 燃料費調整額は月ごとに変動し、
気づかないうちに電気代がグッと上がる原因になります。

私も実際に計算してみて、
「同じ使用量でも月によって電気代がけっこう変わる…!」と気づきました。
その点オクトパスエナジーは、
使った分だけ支払う(=予測しやすく、家計が安定しやすい)
という安心感があります。
乗り換えの特典も大きなきっかかになりました。筆者の場合、今回の乗り換えで28000円キャッシュバックを受けれれる予定です。
📊 わが家の実際の使用量グラフ
マイページでは、わが家の普段の電気使用量がリアルタイムでチェックできます。

朝と、夕方〜夜に使用量が増えているのがはっきりわかりますね。

まだストーブをつけるほどではないのですが、部屋を暖めるために暖房を付けています。後は食事を作ったりですね。
電気使用量がリアルタイムにわかるので、電気料金も計算しやすいですし、節約意識も高まりますね。
説得力のある実例。
余談:オクトパスはキャラもかわいい(ほんと大事🥹)


マイページを開くと、まるい窓の中をこのたこちゃんがぷかぷか浮いているんです。
このデザインが可愛くて、マイページを開くために癒されます。
筆者は、SNS等でよく見かけるオクトパスエナジー。気になりつつも怪しいのでは?と思っていたのですが、実際に徹底的に調べて、電気料金の仕組みを調べてみると、節約したい我が家にぴったりだということがわかりました。
オクトパスエナジーを選ぶまでの具体的な経緯や申し込み手順は、以下の記事で解説しまします。
まとめ|冬の節約は「我慢」より「仕組み」
冬は電気代が上がりやすい季節ですが、
家の暖まり方を整える → 補助暖房を使う → 契約を見直す
この順番にすると、無理なく節約が続きます。
わが家の結論はこれだけ👇
- 部屋の暖かさを「逃がさない」のが最優先
- エアコンは最初だけ強 → 暖まったら21℃前後
- 足元だけ冷える時は電気カーペット+ひざ掛け
- 寝る前は湯たんぽで足先ぽかぽか
- そして契約を見直すのが一番効く

がんばらなくても続く節約は “仕組み” でつくれます !
あくまで我が家の例ですが参考になると嬉しいです。




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