知識ゼロの主婦がほったらかし投資を5年続けたリアル体験談

ほったらかし投資を主婦が5年間続けたリアル体験談 投資

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悩める女性
悩める女性

投資って難しそうだし、毎日株価をチェックしないといけないのかな…

このようなな不安を抱え、投資に興味があっても一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

とくに家計をやりくりする主婦にとって、リスクを伴う投資は否定的になりますよね。

でも、『ほったらかしでいい』と聞いたら、少し気が楽になりませんか?

この記事では、投資の知識ゼロだった主婦が、5年間ほったらかし投資を続けたリアルな体験をお届けします。

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どんな結果が待っていたのか、気になる方はぜひご覧ください。

主婦におすすめ!ほったらかし投資とは

「ほったらかし投資」とは、手間をかけずに長期的に資産運用を行う方法です。

具体的には、投資信託を活用し、少額の積立や自動運用を通じて、時間をかけて利益を目指す投資スタイルを指します。

例えば積立投資の場合、積立金額を設定すれば、毎月自動で積立が行われます。文字通り「ほったらかし」で投資できるのです。

この方法は、専門知識が少なくても始められ、相場の変動に一喜一憂することなく、時間と複利の力で資産を増やせるのが特徴です。

「NISA」や「iDeCo」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。これらは税制優遇制度を活用できる(利益に税金がかからない)ため、長期的な資産形成を目指す投資初心者に人気があります。

筆者も、NISAとiDeCoでほったらかし投資を始めました。

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NISAやiDeCoで取り扱っている金融商品は、金融庁の基準をクリアしています。
手数料も低く、運用が安定しているため長期投資にぴったりです。

投資信託の仕組みやメリットについてわかりやすく解説されています

ほったらかし投資の運用成績

筆者の運用成績を紹介します。私が実際に運用しているのはNISAとiDeCoです。NISAは2024年に新NISAと名前が変わっています。

「どちらをはじめるべき?」と迷ったので、私は「えいや!」で、とりあえず両方やってみました。

  1. 新NISA:初心者にも優しい長期運用
    新NISAは、少額から始められる非課税制度で、長期投資に最適です。市場の変動があっても非課税枠で運用できるため、資産が増えやすい利点があります。さらに、株式や投資信託を選ぶだけで、手間をかけずに自動的に資産形成ができます。忙しい人や投資初心者にも向いています。
    途中でいつでも資金を引き出せるのも魅力的なポイントです
  2. iDeCo:老後の資産形成にピッタリの節税効果
    iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月の積立を通じて老後の資金を確保する制度です。大きな特徴は、掛け金が全額所得控除される税制上のメリットです。さらに、運用益も非課税となるため、長期的な資産形成に有利です。退職後の生活資金のための計画的な「ほったらかし投資」に最適な選択肢と言えるでしょう。
    60歳まで原則として引き出せないのが主なデメリットです。

NISAの運用成績

まずNISAの運用成績をご紹介します。運用している商品名は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という投資信託です。2023年までの5年間でコツコツ40万投資して、時価評価額は94万。資産が2倍以上に増えました。

NISAの目的は、住宅ローンの金利が将来上がったときに繰り上げ返済に充てたり、自宅の修繕費用に使うことです。

旧NISA投資実績※2024年10月現在

2022年以降は夫がうつ病で休職していた影響で、ほとんど積立できていません。(現金確保のため)

自動積立なので、口座に残額があれば積立をし、なければしない。ただそれだけなのでシンプルです。2023年時点で積立をストップしていますが、近々新NISAで少額積立から再開しようと考えています。

iDeCoの運用成績

続いてiDeCoの運用成績です。

5年間で119万積み立てて、218万になりました。iDeCoの運用目的は、私の老後資金です。

ideco運用成績
iDeCo運用成績※2024年10月現在

毎月の設定積立金額は23,000円です。年間の満額は年276,000円ですが、満額投資できていない年もあります。理由はNISAと同じく、現金を生活費に回したからです。

ideco資産残高の推移

iDeCoをはじめてしばらく運用成績はマイナスでした。「このまま続けて大丈夫かな?」と不安にもなりましたが、長期で続けることが大事と自分に言い聞かせ、コツコツ運用を続けてきました。

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2024年現在、現金を確保するため、iDeCoの運用もストップしています。
副業収入が軌道にのったら再開したいと考えています。

扶養内で働く主婦は自分の将来のお金は自分で用意しないといけませんからね。

2024年度の投資方針決定のきっかけになった体験談

ほったらかし投資メリットとデメリット

ほったらかし投資のメリット・デメリットについて紹介します。

ほったらかし投資のメリット

ほったらかし投資のメリットは以下の通りです。

  1. 手間がかからない
    ほったらかし投資は、一度設定を行えば日常的な管理が不要です。忙しい人や初心者でも、投資のプロに任せる形で資産運用が可能です。
  2. 長期的な資産形成に有効
    市場の変動に左右されず、長期的に資産を成長させることが期待できます。
    特に投資信託やロボアドバイザーを利用することで、複利の効果を活用しやすくなります。
  3. 少額から始められる
    つみたてNISAやiDeCoなど、少額からコツコツ投資を行うことができ、手軽にスタートできます。

ほったらかし投資のデメリット

続いて、ほったらかし投資のデメリットです。

  1. リスクが伴う
    ほったらかし投資も投資の一種であり、元本割れのリスクがあります。特に短期的な市場の変動に弱い傾向があり、資産が減る可能性もあります。
  2. 投資結果に即応できない
    基本的には設定後に放置するため、急な市場変動にすぐ対応できない可能性があります。
    相場の大きな変化時には、資産の減少リスクが高まることがあります。

ほったらかし投資は、長期的に放置することで一時的な市場変動の影響を受けやすく、資産が大幅に減少することがあります。このリスクを回避するためには、経済ニュースや市場の動向を最低限チェックし、大きな変動が予想される際には対応を考えることが大切です。

また、ひとつの資産や市場に依存することはリスクを増大させます。分散投資を行い、複数の資産や地域に投資することでリスクを分散できます。

特にインデックスファンドやETFを活用することで、専門知識がなくても分散投資が可能です。

主婦がほったらかし投資を始める前にすべきこと

ほったらかし投資を始める前に、以下の4つのポイントを押さえておくことが重要です。

  • 生活防衛資金を確保する
  • 目標設定を明確にする
  • リスク許容度を確認する
  • 分散投資を計画する

順番に見ていきましょう。

生活防衛資金を確保する

投資を始める前に最も重要なのは、生活防衛資金の確保です。

生活防衛資金とは?
失業や病気などの緊急事態に備えて生活費を賄える資金のこと。一般的に、生活費の3~6か月分が推奨されており、これを確保することで不測の事態にも安心して対応できる。

生活防衛資金があれば、投資が予想外のリスクに直面した際も、日々の生活に影響を与えずに対処できます。

生活防衛資金を貯めながら投資を始めたい人は、コツコツ積立投資がおすすめです。

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以下の書籍も参考になりますよ!

貯金と投資を両立する方法が紹介されています。

目標設定を明確にする

投資を始める前に、明確な目標を設定しましょう。

目標がなければ、投資の成果を評価する基準が定まりません

例えば、「老後資金を増やす」や「子どもの教育費を貯める」など、具体的な目標を立てることで、適切な投資戦略が見えてきます。明確な目標設定が、効果的な投資を行うための基盤となります。

ほったらかし投資の基本は、短期的な利益を追い求めず、長期的な運用を心がけることです。これにより、時間を味方につけて資産を増やすことが期待できます。

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将来いくら増えるかシミュレーションしてみると良いですよ。

モチベーションも上がるのでおすすめ!

リスク許容度を確認する

自分のリスク許容度を確認しておくことも大切です。

リスク許容度に合わない投資を行うと、精神的な負担が大きくなり、投資を続けられなくなる可能性があります。

株式は高リスク・高リターンの特徴があり、値動きが激しいため、リスク許容度の低い人には向いていません。ちなみに、私もこのほったらかし投資に落ち着くまで、色々と手を出してきました。

FX⇒損切りのタイミングを逃し大損。速攻やめる。
イベント投資⇒見極めが難しく、すぐに撤退。
IPO投資⇒まったく当選せずやめる
優待クロス取引⇒作業量が多くめんどうになりやめる

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結局、低リスクで手間のかからない「ほったらかし投資」に落ち着きました。
最初に投資信託の商品さえ決めてしまえば、あとはコツコツ積立購入するだけですからね。

分散投資を計画する

投資を行う際は、分散投資を計画することが重要です。

分散投資は、特定の投資先が失敗した場合でもリスクを軽減できる手法です。

株式だけでなく、債券や不動産、さらには異なる地域や業種にも資産を分散することで、リスクを分散できます。これにより、一つの市場の変動に左右されにくくなります。

一つの資産や商品に集中せず、複数の金融商品に分散投資することで、リスクを効果的に分散させることができます。

ほったらかし投資を始める手順

ほったらかし投資を始めるための具体的な手順を紹介します。

証券口座を開設する

まず、証券口座を開設しましょう。おすすめはネット証券です。

ネット証券は人気が高く、取り扱っている銘柄も多様です。また、少額から始められるのが魅力です。

中でも人気なのは楽天証券SBI証券

我が家では、夫が楽天証券、私と娘2人はSBI証券を利用しています。

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投資を始めた当初、どちらがよいか決めかねていたので、使い勝手を比較検証するために、家族でそれぞれ異なる証券会社で口座を開設してみました。

銘柄を決める

ほったらかし投資の銘柄選びでは、アメリカ市場が人気です。

筆者が実際に保有している投資信託をご紹介します。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
これは、S&P500指数に連動することを目指すインデックスファンドで、米国の大型株を対象としています。
S&P500指数は、米国の主要産業を代表する約500社の株式で構成され、米国経済の中長期的な成長に連動したリターンを目指します。
信託報酬はわずか0.093%と非常に低く設定されており、長期運用に適しています。

銘柄選びに迷ったら、人気の銘柄を購入するのも一つの方法です。SBIでは全世界株式を投資対象とする投資信託が一番人気ですね。

SBI証券投資信託ランキング
SBI証券 投資信託ランキング(※2024年10月現在

楽天証券では、私が保有する投資信託が1番人気となっています。

楽天証券投資信託ランキング
楽天証券 投資信託ランキング(※2024年10月現在)
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SBI証券、楽天証券ともに、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はランキングしていますね。

積立金額を決める

最初は不安を感じるかもしれませんが、投資を始めるのに大金は必要ありません。

月々3000円からでも十分に始められます。この金額は、多くの人にとって無理なく続けられる額です。慣れてきたら、少しずつ金額を増やしていくこともできます。例えば、毎月500円ずつ増やしていけば、1年後には月々9000円の投資になります。

重要なのは、まず一歩を踏み出すことです。少額からスタートすることで、投資に対する心理的なハードルを下げることができます。

また、少額から始めることで、投資の仕組みや自分の投資スタイルを理解する時間を持つこともできます。投資は長期的な視点で行うものですから、焦らず、着実に進めていくことが成功への近道となります。

ほったらかし投資で成功するための重要なポイント

ほったらかし投資で成功するためには、以下の点に注意することが大切です:

  1. 忍耐強く待つ姿勢を持つ
    短期的な市場の変動に一喜一憂せず、長期的な成長を信じて投資を続けることが重要です。
  2. 長期的な視点を持って投資する
    数年、あるいは数十年単位で資産の成長を考え、一時的な市場の下落にも動じない心構えが必要です。
  3. 定期的に投資を続ける
    市場の上下に関わらず、コツコツと定期的に投資を続けることで、平均購入単価を抑えることができます。
  4. 適切な分散投資を心がける
    複数の資産クラスや地域に分散投資することで、リスクを軽減し、安定した運用を目指します。

まとめ

ほったらかし投資は、知識ゼロの主婦でも始められる効果的な資産運用方法です。

この記事では、5年間のリアルな体験を通じて、ほったらかし投資の基本と実践方法を紹介しました。

重要なポイントを振り返ると

  • ほったらかし投資は、日常的な手間をかけずに長期的に資産運用を行う方法です。
  • 始める前に、投資目的を明確にし、自分のリスク許容度を確認することが大切です。
  • 証券口座の開設、銘柄選び、積立金額の決定が主な準備段階となります。
  • 成功のカギは、忍耐強く待つこと、長期的な視点を持つこと、定期的に投資を続けること、そして適切な分散投資を心がけることです。

ほったらかし投資は、時間をかけて着実に資産を増やすことを目指す方法です。

焦らず、自分のペースで始め、継続することが成功への近道となります。

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まずは小さな一歩から始めてみましょう。

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