いつものようにOneStockを開いたら、目を疑うような案内が飛び込んできました。
「2025年2月から有料化させていただきます」

えっ!? これは何かの夢ですか?
家族全員の投資資産状況を一括管理できて、一度の操作で最新情報に更新されるのが気に入っていたのに…。無料だからこそ、気軽に続けられたのに…。
突然の有料化に「どうしよう」と悩む人は、きっと私だけではないはずです。
でも、だからといってお金を払うのはちょっと躊躇する…。
そこで、OneStockの代わりになる無料の資産管理アプリを探してみました。

家計簿機能はいらない。クレジットカードや銀行口座の管理は、マネーフォワードで十分。私が本当に必要なのは、投資資産をしっかり管理できるアプリ!
同じように悩んでいる方のために、無料で使える投資管理アプリ3選を紹介します!
我が家の資産管理方法

参考までに、我が家がどのように資産を管理しているのかをご紹介します。
日々の収入・支出の管理:マネーフォワード ME

日々の家計管理には「マネーフォワード ME」を利用しています。
「今週ちょっと使いすぎたかも」「先月はどうだったっけ?」といった支出の振り返りに役立ちます。
無料版は4口座までしか連携できませんが、むしろシンプルな方が管理しやすいと考え、次の4つに絞っています。
- 夫の給与口座
- 私の給与口座
- ANAカード(メイン生活費)
- 楽天カード(日用品・習い事・趣味娯楽費)
投資の資産管理:OneStock

一方、投資資産の管理には「OneStock」を使っています。家族全員の資産を一括で管理し、簡単に更新できるのが魅力だったからです。
登録していたのは以下の6口座です。
- 夫の証券口座(NISA)
- 私の証券口座(NISA・個別配当株)
- 夫のiDeCo
- 私のiDeCo
- 長女の証券口座(ジュニアNISA)
- 次女の証券口座(ジュニアNISA)

ワンタップで資産情報を一括更新できるのが、OneStock最大の魅力でした。
OneStockの代わりになる無料資産管理アプリ3選

「今までのように無料で資産管理ができなくなる」
この事実に、がっかりした人も多いのではないでしょうか?
私もその一人です。
だからこそ、OneStockの代わりになる無料の資産管理アプリを探すことにしました。
ここでは、無料で使えるOneStock代替アプリを3つ紹介します!
スマートライフデザイナー

Smart Life Designer(スマートライフデザイナー)は、三井住友信託銀行が提供する資産管理アプリです。
- 口座やクレジットカードの連携が無制限
- 「マネーコラム」で資産運用の知識を学べる
- 指紋認証・顔認証でセキュアなログイン
- 全機能が無料で利用可能
- 三井住友信託ダイレクト会員は、アプリから直接インターネットバンキングにログインできる
- 2025年2月28日で「マネーフォワード for 三井住友信託銀行」は終了し、スマートライフデザイナーへ移行する予定(データの移行不可)
- iDeCoの対応口座が限られている(NRK、JIS&Tのみ)
無料版でも口座連携数が無制限なのは魅力ですね。でもiDeCoの対応口座が2種類だけなのは残念。
我が家は夫はJIS&T(楽天証券)、私はSBIベネフィットシステムズ(SBI証券)なので。SBI証券でiDeCoを管理している方はデメリットとなりそう。
参考まで「ホーム画面」「ジュニアNISA」「個別株」の見え方を乗せておきます。


とてもシンプルで見やすいですね。私のiDeCoが連携できれば完璧なのに…。
ロボフォリオ

ロボフォリオは、個人投資家向けの株式ポートフォリオ管理アプリです。
- 複数の証券口座を一括管理
- ビジュアルで分かりやすいポートフォリオ表示
- 保有株や注目株の適時開示情報を自動取得
- 配当カレンダー機能で、配当金の確定時期と金額を一覧表示
- ワンクリックで資産データの一括更新が可能
- PC版も利用可能
- iDeCoの登録ができない
- 将来的に有料化される可能性がある
- アカウント登録時に氏名・住所の入力を求められるが、スキップ可能
運営会社のマジカルポケットは、IR(投資家向け広報)サイトの構築・運営を手掛ける企業で、その実績と知識を活かして本アプリを提供しています。
SSL対応で情報は暗号化されており、証券取引のパスワードも不要なため、セキュリティ面も安心ですね。
以下はロボフォリオの画面です。視覚的に見やすい印象。個別株はいつ・いくら配当金が支払われるのか一目でわかるのがすばらしい!

あと面白いのが、ロボAIというサービス。ロボフォリオの統計データを使って、ユーザーが興味を持つかもしれない銘柄をリストアップしてくれます。

オリックスは最近まで保有していましたが、株主優待の廃止を機に売却してしまいました。配当金目当てでまた持ちたいと思っていたので、おすすめに入っていてびっくり!
そして、このアプリのすごいのが個別株の情報がとにかく豊富な点!

- 評価額
- 平均取得単価
- 保有株数
- 株価
- 株価
- ROE
- PER
- 時価総額
- 配当(利回り)
- 決算(赤字or黒字)

配当金目的でコツコツ個別株を購入しているので、これは嬉しいかも!
iDeCoと連携できないのは残念ですが、無料とは思えない充実した機能!
カビュウ(KaView)

カビュウは、株式投資管理・分析に特化したアプリです。
- 証券会社のサイトでは保存されない資産推移データを自動蓄積&グラフ化
- NISAの利用状況が一目で分かる
- 配当金実績を月別・年別にグラフ化、銘柄別の累計配当をヒートマップ表示
- 保有銘柄の増配関連ニュースを自動通知
- 無料版は連携できる証券口座が1つのみ(有料版は10口座まで)
- 米国株の連携は有料版のみ対応
- 有料版は月額1,180円とやや高め
資産管理や分析に適したアプリです。難点は、無料版で連携できる口座数が1口座のみというところ…
個別株の情報は見やすいです。銘柄をクリックすると株価推移が見られます。個別株の情報量はロボビューの方が上かな。

私自身、個別株をちょこちょこ買いしているのはSBI証券の1口座のみなので、配当金管理としてなら無料版で問題なく使えそうです。
カビュウに会員登録後、以下の紹介コードを入力すると、カビュウプライム(有料)が2カ月無料で利用できます。 私の招待コードをのせておきますので、もし有料版の機能を使ってみたい方はぜひ✨
招待コード⇒⇒mqQs
OneStock有料化はいつから?

2025年1月末、衝撃の案内が届きました。
いつものようにアプリを開くと、画面に表示されたのは 「OneStock有料化および6ヶ月無料体験キャンペーン」 のお知らせが。
この度、更なるサービス向上を目指し、2025年2月27日(予定)より、OneStockを有料化させていただきます。
OneStock公式サイトより
サービスをご利用いただくには月額550円(税込み)のプレミアムサービスへのお申し込みが必要となります。より充実したサービスの提供に努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
さらなるサービス向上のため、2025年2月27日から月額550円(税込)での提供に移行 するとのことです。
有料化スケジュール
2025年2月27日(予定):OneStock有料プラン開始
有料化に伴い、特別キャンペーンとして 6ヶ月間の無料体験 が提供されます。
キャンペーン概要
無料体験の条件は以下のとおりです。
- 期間中に App StoreまたはGoogle Playでサブスクリプション登録 をすると、6ヶ月間無料で利用可能。
- 6ヶ月経過後、自動的に月額550円(税込)で更新される。
- 無料期間終了 前日までに解約すれば、料金はかからない 。
※App StoreまたはGoogle Playの「サブスクリプション管理」から解除できます。
OneStockプレミアム会員とは?

有料化後は、「プレミアム会員」にならないと以下の機能が利用できません。
- アプリを開くだけで資産状況を確認
- 将来の資産寿命をシミュレーション
- ポートフォリオ診断や資産推移の可視化
- 資産状況を他ユーザーと比較
- より高頻度の自動更新
これってつまり…?
今まで無料で使えていた機能が、有料会員にならないと使えなくなるということです。
OneStock無料プランと有料プランの比較

以下の表は、公式サイトの情報をもとに再構成したものです。
機能 | 2月26日までの通常会員 | 2月27日以降の登録会員 | プレミアム会員(月額550円) |
---|---|---|---|
金融機関との資産情報連携 | ○ | × | ○ |
資産情報・グラフの表示 | ○ | × | ○ |
不動産のAI査定 | ○ | × | ○ |
資産寿命の算出・推移グラフ | ○ | × | ○ |
未来の家計簿 | ○ | × | ○ |
投資タイプ診断 | ○ | × | ○ |
資産レポート | ○ | × | ○ |
資産配分の状況 | ○ | × | ○ |
他ユーザーとの資産比較 | × | × | ○ |
資産推移の全期間表示 | × | × | ○ |
自動更新頻度の向上 | × | × | ○ |
使い方ガイド・FAQ | ○ | ○ | ○ |
以下重要なポイントです。
詳細や申し込みについては、公式サイトをご確認ください。
まとめ

OneStockの有料化を受けて、無料で使える資産管理アプリを3つ紹介しました。
各アプリにはそれぞれ特徴があり、以下のような使い分けがおすすめです。
- スマートライフデザイナー:口座数は無制限。家族の複数口座の管理に向いている
- ロボフォリオ:株式投資に特化したポートフォリオ管理アプリ。配当カレンダー機能が魅力。個別株購入している人におすすめ。
- カビュウ:過去の資産推移を自動記録し、配当実績の分析機能も充実。
自身の投資スタイルに合ったアプリを選んで、OneStockの代わりとして活用してみてください。
私自身は、3つとも登録したのでしばらく使って検証してみようと思います。(多分スマートライフデザイナーとロボフォリオの併用で落ち着きそうな予感)
それにしても、家計簿アプリにしても資産管理アプリにしても…サービス終了やら改悪やらが多すぎますね(ボヤキ)

とりあえず、6ヶ月は無料で使えるので焦る必要はなさそう。
ぜひ皆さんも、ご自身の投資スタイルに最適な資産管理アプリを見つけてくださいね!
では~!
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