教育費が増えても大丈夫!家計の黄金比で未来に備えよう

教育費が増えても大丈夫!家計の黄金比で未来に備えよう 家計管理

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子どもの成長とともに増える教育費や習い事の出費。家計管理に悩むことはありませんか?

悩める女性
悩める女性

家計を見直したいけど、どの出費を削ればいいのかわからない

将来のための貯蓄が十分にできているか自信がない

このような不安を抱える親世代は少なくありません。

実は我が家でも、今年から長女が塾に通い始める予定で、教育費の増加が避けられない状況です。高校入試に向けて増え続ける出費どう対応するか、家計を見直す必要性を感じました。

そこで注目したのが、収支バランスを整える基準「家計の黄金比」です。

この記事では、教育費がかさむ家庭に向けて、家計の黄金比を活用した理想的な支出割合と、その実現方法をわかりやすく解説します。

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無理なく貯蓄を増やし、安心して子どもの未来に備えるためのヒントが満載

読み終えた後、すぐに実践できる具体的な方法がわかりますよ!

家計の黄金比とは

家計の黄金比とは、収入を無理なく管理するための支出配分の指標です。

生活費・貯蓄・その他の支出について理想的な割合を設定することで、支出のバランスを整え、将来への備えを強化できます。

ここでは、代表的な比率「5:3:2」「6:2:2」「7:2:1」の特徴について詳しく解説します。

5対3対2の黄金比・バランス型の家計管理

「5:3:2」の黄金比は、収入の50%を生活費、30%を貯蓄、20%をその他の支出に割り当てるバランス型の家計管理法です。

この比率は、比較的お金にゆとりのある世帯に向いており、特にこどもがいない共働き世帯や独身者に適した方法といえます。

特徴とメリット
  • 収入の半分を生活費に充てるため、家賃や光熱費、食費などの固定費と変動費を無理なく賄うことができる
  • 貯蓄の割合が30%と高めに設定されているため、将来の資産形成や緊急時の備えとして、安定した貯蓄が可能
  • その他の支出(趣味や娯楽、旅行、交際費など)に20%を充てられるため、生活の質を維持しながら楽しみも大切にできる
どのような世帯に向いているか
  • こどもがいない共働き世帯: 生活費を分担することで、収入にゆとりがあり、効率的に貯蓄を増やしたい家庭
  • 独身者: 趣味や旅行にお金を使いつつも、将来のための貯蓄を優先したい人
  • ローンや借金がない家庭: 固定費の負担が少なく、自由にお金を配分できる人

注意点は、収入に応じて生活費の割合を適切に管理しないと、貯蓄や趣味の支出に影響が出る可能性があること。

とくに、家賃や生活コストが高い地域に住んでいる場合は、生活費を適切に抑える工夫が必要です。

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余裕がある分、趣味や交際費に使いすぎないよう、計画的な支出を心がけることも重要ですね。

6:2:2の黄金比 – 子育て世代向けの教育費重視型家計管理

「6:2:2」の黄金比は、収入の60%を生活費、20%を貯蓄、残り20%をその他の支出に割り当てる家計管理法です。

この比率は、特に子育て世代に適しており、増加する教育費や子ども関連の支出を確実に確保できる方法です。

特徴とメリット
  • 生活費を収入の60%に設定することで、教育費や子どもの成長に伴う費用(習い事、学校行事、学費など)を柔軟に対応できる
  • その他の支出を20%に抑えつつも、子どもの将来に必要な出費を優先的に組み込むことで、安心して子育てに集中できる点がメリット
  • 貯蓄は20%と控えめだが必要最低限の貯蓄を確保するため、無理のない範囲で将来の備えもができる
どのような世帯に向いているか
  • 未就学児や学生の子どもがいる家庭: 教育費が増え始める時期に適している
  • 子どもが複数いる世帯: 生活費の割合を高めることで、教育費や日常の支出を柔軟に対応できる
  • 教育に優先的にお金を使いたい家庭: 習い事や私立学校への進学を検討している場合に最適

将来の資金計画は慎重に立てる必要があります。教育費の増加に備え、生活費やその他の支出を見直し、無駄を省くことが大切です。

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貯蓄の余裕を生み出すには固定費の見直しがもっとも有効です。

7:2:1の黄金比 – 収入の低い世帯向けの生活重視型家計管理

「7:2:1」の黄金比は、収入の70%を生活費、20%を貯蓄、10%をその他の支出に割り当てる方法です。

この比率は、収入が限られている家庭向けで、生活費を優先しながら最低限の貯蓄を維持することを目指します。

特徴とメリット
  • 生活費を収入の70%に設定することで、日々の生活に必要な支出をしっかりと確保
  • 貯蓄は少額でも継続的に積み立てることで、将来の予備費を徐々に形成できる
  • その他の支出を10%に抑えることで、収入が少なくても家計を安定させやすいのが特徴
どのような世帯に向いているか
  • 収入が限られている家庭: パート勤務や一時的な収入減がある家庭
  • 固定費が高い世帯: 住居費や生活コストが収入に占める割合が高い場合に有効
  • 必要最低限の貯蓄を確保したい家庭: 大きな貯蓄は難しいが、少しずつでも積み立てをしたい場合

生活費の割合が大きいため、娯楽や交際費は限られます。日々の支出を見直し、無駄を徹底的に省く工夫が必要です。

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予期せぬ出費に備えて、わずかでも緊急予備費を別途確保することをお勧めします。

家計の黄金比の効果的な使い方

家計の黄金比は、収入や家庭の状況に合わせて柔軟に活用することで、効率的な家計管理を実現できます

ここでは、黄金比を効果的に使いこなすための具体的なポイントを解説します。

比率を守って家計のバランスを保つ

黄金比で設定した割合は、家計のバランスを維持するための指針です。この割合を守ることで、無駄遣いを防ぎ、効率的な支出管理が可能になります。

例えば、収入が増えても生活費を必要以上に増やすのではなく、増加分を貯蓄や投資に回すことで、将来の安心を確保できます

逆に、収入が減少した場合でも、支出項目を黄金比に基づいて調整すれば、家計のバランスを崩さずに対応できます。

子どもの成長に合わせて比率を見直す

家計の黄金比は、子どもの成長に応じて柔軟に見直すことが重要です。

例えば、小学生の時期は教育費が少なめですが、高校や大学になるにつれて支出が増えるため、生活費の割合を上げたり、貯蓄を教育費に回したりといった調整が必要です。

また、毎年年始に家計状況を見直し、年間の支出計画を立てることで、より現実的な黄金比を設定できます。

各支出項目を明確に分類する

家計管理を効率化するには、各支出の分類を明確にすることが重要です。

例えば、外食費を食費に含めるのか、娯楽費に含めるのかをあらかじめ決めておくと、支出状況が把握しやすくなります。(我が家は娯楽費扱いです)

また、家族でのお出かけ時のガソリン代を「車費」とするか「娯楽費」とするかも統一しておくと管理がスムーズです。(こちらも我が家では娯楽費扱い)

これにより、各支出項目を正確に把握でき、必要な調整がしやすくなります。

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我が家ではマネーフォワード MEを使って日々のお金の出入りを整理しています。口座を予め登録しておくと自動で家計簿を作成してくれるので便利ですよ。

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我が家の黄金比を探ってみた

正直この記事を作成するまで、我が家は黄金比を意識していませんでした。良い機会なので筆者がどの黄金比に近いのか、過去1年間の収支を分析してみました。

マネーフォワード MEは平均値が表示されるので、その数値を使用しています。

生活費が8割を占めていることが判明!

結果は以下の通り。

項目金額(円)カテゴリー
世帯月収370,000円
住宅費55,000円生活費
食費65,000円生活費
水道光熱費28,000円生活費
通信費11,000円生活費
生命保険料16,500円生活費
ガソリン代8,000円生活費
日用品20,000円生活費
医療費7,000円生活費
教育費61,000円生活費
交通費5,000円生活費
衣服・美容費17,000円生活費
趣味娯楽費20,000円その他支出
夫小遣い14,000円その他支出
その他の雑費20,000円以上その他支出
貯蓄17,000円貯蓄
合計364,500円以上

黄金比を計算してみました。

  • 生活費:293,500円(79%)
  • 貯蓄:17,000円(4.6%)
  • その他支出:54,000円以上(16.4%)

内訳を分析してみると、生活費の割合が8割近くまで膨らんでいることが判明!2024年は貯蓄より生活の安定を優先にしたので当然の結果ではありますが。理想とはほど遠いですね。

貯蓄額が少なく、その他支出が多いため、毎月赤字気味です。赤字の月は貯蓄や児童手当から補填し、最終的にボーナス時期に収支をプラスに戻していました。胸を張っておすすめできない悪い例ですね。

帰省費用や固定資産税など、月の予算を大きく超える支出は特別費として扱い、ボーナスから補填していました。

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貯蓄を2割確保するための我が家の対策

少なくとも貯蓄は2割確保したいところ。

生活費とその他支出を減らし、貯蓄に回すのが必須です。そのために生活費を7割(259,000円)、その他支出を1割(37,000円)を目標に設定しました。

  • 世帯月収:370,000円
  • 貯蓄(2割):74,000円(目標通り)
  • 生活費(7割):259,000円(生活の質を維持しつつ、削減項目を見直す)
  • その他支出(1割):37,000円(娯楽費やその他支出を見直し、全体のバランスをとる)

生活費の割合が大きいため、各項目を見直して適切な範囲に収めます。内訳を以下のように設定しました。

生活費(259,000円)
  • 住宅費:55,000円(変動なし)
  • 食費:60,000円(削減を目指す。外食の頻度や高価な食材を控える)
  • 教育費:61,000円(必要な分は確保しつつ、無駄な支出は削減)
  • 水道光熱費:25,000円(省エネの取り組みや契約見直しで削減)
  • 保険:16,500円(保険の内容を見直し、不要なものを減らす)
  • 日用品:15,000円(必要最低限に絞る)
  • ガソリン代:7,000円(移動距離や運転頻度を減らして削減)
  • 通信費:8,000円(通信プランの見直しや格安プランの利用)
  • 衣料費:5,000円(不必要な買い物を避け、セールや必要なアイテムのみ購入)
  • 交通費:5,000円(公共交通機関を利用したり、自転車を使うことで削減)

住宅費(住宅ローン)や保険代はすでに見直し済でこれ以上削減できない固定費です。

mua
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あと固定費で下げられそうなのはサブスク費用くらいかな…

Applemusicに変わる音楽サブスクを探してみようかな。

変動費は食費や日用品費など、買い方を工夫して少しずつ削減しようと思います。

その他支出(37,000円)
  • 趣味娯楽費:20,000円(レジャーの頻度を減らし、無料・低価格の楽しみを見つける)
  • その他支出:17,000円(予算内で家計の赤字を解消するための柔軟な支出)

これらの改善を通じて、月の家計バランスを整えながら、貯蓄額を確保する予定です。長期休み期間中など、どうしても出費が増える時は、特別費としてボーナスやこども手当から補填します。

今後の教育費増にどう備えるか

2024年は、教育費増加に備えて生活費の安定化を最優先事項とし、投資活動を一時停止しました。この間、家計の見直しを行い、予算管理の徹底と貯蓄の安定化に取り組んできました。

2025年からは投資を段階的に再開します。2024年末から新NISAを活用し、夫婦それぞれ月3,000円ずつの投資を始めています。子どもの教育費負担が落ち着いた時点で、iDeCoの再開も検討する予定です。

mua
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投資を始めてみたいけど怖くて一歩ふみだせないという方におすすめの書籍を紹介しておきます。

教育費増加に向けた我が家の取り組み

子どもの成長に伴い、教育費と生活費は増加していきます。予算内で生活費を管理する習慣を身につけることが最も重要。計画的な支出管理と無駄の削減を徹底します。

ただし、大学以降の教育費はジュニアNISAでほぼ確保できているため、今後は「貯蓄・生活費」の見直しと資産運用による資産増加に注力します。

副業と資産運用の2本柱で収入を増やす

黄金比を維持するためには、収入増加も重要な選択肢です。収入増加は副業資産運用の二本柱で進めていきます。

夫はうつ病による休職を何度か繰り返しており、残業や昇進の機会が限られています。そのため、私の副業の強化が必要です。

mua
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副業収入を増やすことで、教育費や生活費の上昇に対応しながら、貯蓄も確保していきます。ライティングのお仕事がんばるぞー!

資産運用は、新NISAを活用した投資再開を計画しています。余裕資金を段階的に運用し、長期的なリターンを目指します。iDeCoは教育費負担が落ち着いてから再開を検討しますが、まずは資産運用の基盤作りを優先します。

目標は長女の高校入学まで

長女の高校入学までに、これらの備えを整えることを目標としています。高校入学のタイミングで環境も大きく変わり、子供にかかる出費が増えることが予想されるからです。

生活費と教育費の見直し、副業収入の確保、資産運用を組み合わせることで、将来の支出に備えながら着実な貯蓄体制を構築します。

大学費用は既に960万円を確保しており、大きな不安はありません。ですが、大学入学までの教育費は生活費から補填するつもりで準備してきました。そのため、現時点での家計改善は、日々の生活費や貯蓄において黄金比を実現しつつ、資産の効率的な運用を進めることに重点を置きます。

まとめ

家計の黄金比について解説してきました。この比率を実践することで、次のような具体的なメリットが得られます。

  • 将来の教育費増加に向けた計画的な貯蓄が可能になる
  • 生活費を適切に管理し、家計の健全性を維持できる
  • その他の支出を効果的に抑制し、無駄な出費を防ぐことができる

特に教育費の増加が見込まれる家庭では、この黄金比を指針として支出を見直し、必要に応じて副業や資産運用などの収入増加策を検討することが大切です。

私たち家族も、長女の高校入学までに生活費・収入・資産運用の基盤を整え、家計の安定化を目指します。

教育費の増加にも柔軟に対応できる体制を作り上げるのが目標!長期的な視野を持って家計を管理し、教育費の確保と快適な生活の両立を実現していきましょう。

mua
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我が家のようにお子さんの教育費の増加にどのように対応していこうか悩んでいる方の参考になると幸いです!では!

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