
povoって本当に0円で使えるの?
使わなかったら勝手に解約されるって本当?
お得にスマホを使いたくて調べ始めたけれど、povoの仕組みがわかりづらくて不安…。
そんな方は多いのではないでしょうか。
我が家も同じでした。
子どもにスマホを持たせるタイミングで、コストをできるだけ抑えたくてpovoを検討。実際に小学生と中学生の子ども2人がpovoを使っており、現在も0円運用を継続中です。
…とはいえ、筆者自身が180日ルールに引っかかりそうになった失敗経験もあり、注意点も見えてきました。
この記事では、povoを本当に0円で維持するための条件や運用テクニックを、筆者の体験談を交えながら、わかりやすく紹介していきます。

povoの仕組みを正しく理解すれば、子ども用スマホやサブ回線を“実質0円”で安心して運用することが可能に。
最後には紹介コードを使ったお得な始め方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
povoって0円で使えるの?仕組みと注意点を解説
povo(ポヴォ)は、auが提供するオンライン専用プラン。使用する回線は、もちろんau回線です。
「基本料金0円」というインパクトのあるプランですが、実際にはどういう仕組みで成り立っているのでしょうか?
povoの料金体系は使った分だけ課金の「トッピング制」
povoは、基本料金が0円で、Wi-Fiのない環境でも使えます。ただし通信速度は128kbpsと低速。通話は30秒22円かかります。
通信や通話などをより快適に使いたい時だけ「トッピング」と呼ばれるオプションを購入して使うスタイルです。
たとえば以下のようなイメージです。
トッピングの例 | 料金(税込) |
---|---|
データ使い放題(6時間) | 260円/回 |
データ使い放題(24時間) | 330円/回 |
データ1GB(7日間) | 390円/回 |
5分かけ放題(30日間) | 550円/月 |
通話かけ放題(30日間) | 1,650円/月 |
このように、必要なときだけ料金を払う=使わなければ0円というのがpovoの特徴です。
注意点:180日以上「トッピング無」だと強制解約の可能性あり
0円で維持できるとはいえ、povoには「180日ルール」があります。
公式サイトにも明記されていますが、以下のような条件に該当すると、回線が利用停止または契約解除される可能性があります。
「データ専用」プランは長期間(180日間)トッピング未購入の場合の利用停止の対象となりますか?
⇒はい、トッピング有効期限の翌日から180日以上有料トッピングの購入などがない場合、メール等にて事前にご連絡のうえ、利用停止・契約解除となります。
povo「よくあるご質問」より
つまり、半年に1回以上は何らかの有料アクションが必要ということです。
0円運用するなら、この「180日ルール」を絶対に把握しておくべき
「基本0円だから放置しても大丈夫」と思って使っていないと、ある日突然「回線が使えない!」ということになりかねません。
povoを0円で長く使いたいなら、
- 最低でも半年に1回はトッピングを購入する(最安260円から)
- またはSMSや通話を1回使うなど、軽くでも通信を発生させる
これだけで契約解除は回避できます。
povoを0円で維持するには?180日ルールと我が家の失敗談
povoを「0円で持てるスマホ」として活用するためには、180日ルールへの理解が不可欠です。
この章では、0円維持の具体的な方法と、筆者が実際にやらかしかけた失敗談を紹介します。
povoを0円で維持する2つの方法
povoの0円運用は、「まったく使わない」のではなく、最低限の利用を半年に1回すればOKというのがポイントです。
方法①:半年に1回だけトッピングを購入する
povoでは、「通話トッピング」や「データ使い放題」など、安価なトッピングが用意されています。
- 例:通話トッピング(550円/月)
- 例:データ使い放題(260円/6時間)
これらを半年に1回購入すればOK。例えば、データ使い放題なら、1年あたり520円の支出で0円維持が可能になります。
方法②合計660円(税込)を超える通話料・SMS送信料が発生する
実は、トッピング購入でなくても「通話料」「SMS送信料」の合計が660円(税込)を超えていれば、利用停止の対象外となります。
ちなみにそれぞれの料金は以下のとおり。
- 通話料:30秒あたり22円
- 国内SMS利用料:1通あたり3.3円[70文字まで]
【実話】180日ルールを忘れていた筆者の失敗談
実は私、子ども用に契約したpovo回線のうち1つで、うっかり180日以上トッピングも通信もしていなかったことがありました。
実際に出先でトッピングしようとしたら謎のエラーメッセージが。しかも、
「あれ…低速通信すらできない!」
調べたところpovoから「このままだと回線が停止される可能性があります」という警告メールが届いていたのをスルーしていました。
慌てて警告メールに記載のサポートに問い合わせ。急遽データトッピングを購入できるようにしてもらい、強制解約を回避できました。(夜間だったのにすぐに対応してもらえたのを覚えています。絶対システムではなく人が対応してると思うんですよね…)
このとき思ったのは、
ということ。
以降は、カレンダーに半年ごとのリマインダーを登録し、忘れずにトッピングを買うようにしています。

「povoはほぼ無料」といわれるのも納得。
povoは“0円維持できる”けど“0円放置は危険”と覚えておきましょう
povoを子どもに使わせた体験談|メリットと注意点
我が家では、小中学生の娘2人にpovo回線を使わせています。
「0円でスマホが持てる」という点に魅かれて導入しましたが、思っていた以上に便利で、今では家庭内の定番回線になっています。
長女:0円楽天モバイル→povoに乗り換え
もともとは楽天モバイルが0円で提供されていた時期に、無料の番号をゲットして使わせていました。楽天の0円廃止にともない、povoへMNPで乗り換え。
端末は当時入手したSIMフリースマホをそのまま継続利用しています(シャープのAQUOS)。
現在は、LINE登録・通話やモバイルSuicaの利用も問題なくこなせており、「無料なのにここまでできるの?」というほど使い勝手が良好です。
次女:メルカリで新品SIMフリースマホを購入→povoで運用開始
次女には、メルカリで購入した新品のSIMフリースマホを用意しました。機種は長女と同じくシャープのAQUOSです。
最初からpovoの0円運用を前提にしていたので、端末コストは抑えつつ、「子どもにスマホを持たせておきたいけど、費用はかけたくない」という親の理想にぴったりでした。
利用シーン:こんなことが無料でできています
実際に子どもたちが使っている主な用途は以下の通りです:
- LINEの新規登録&トーク、無料通話
- ネットサーフィン(調べもの・検索)
- ファミリーリンク(Googleの保護者管理アプリ)
- 長女のみ:モバイルSuicaでの電車利用&チャージ
これらの操作はすべて、povoの無料の「低速通信モード(最大128kbps)」でも問題なく利用できています。
唯一の注意点として、YouTubeなどの動画コンテンツの再生は低速通信ではほぼ無理です。(読み込みが終わらず再生できない or 動きがカクカクでイライラ)
とはいえ、Wi-Fi環境下では普通に再生できるため、「外では使わせたくない」「動画漬けにさせたくない」という親にとってはむしろメリットに感じます。
トッピングするのはどんなとき?
普段は0円運用ですが、状況によって一時的にトッピングを購入することもあります。
我が家では、次のようなシーンでトッピングを使っています。
- 家族で遠出や長時間のお出かけをするとき
- 長女が友達と出かける日で、連絡手段を強化しておきたいとき
- ディズニーなどの人混みで、スマホをしっかり活用してほしいとき(地図や連絡のため)
このように、必要なときだけ最小限のトッピングを購入することで、0円を維持しながら実用性も確保できています。
povoはこどものスマホデビューに最適
povoは、「子どもにスマホを持たせてみたいけど、毎月の料金はかけたくない」というご家庭にぴったりです。
電話番号が持てて、LINEも登録できて、Wi-Fiのない外出先でも連絡が取れる。
必要になったときだけトッピングを買えばいいので、親側の管理もしやすいのが大きな魅力ですね。
povoと他の格安SIMを比較|子ども用・サブ回線に向いているのは?
povoは「基本料金0円」が魅力の回線ですが、格安SIMには他にもたくさんの選択肢があります。
特に子どもに持たせるスマホや、サブ回線として運用する場合、povoと他社の違いを知っておくと選びやすくなります。
ここでは、筆者も実際に使っているIIJmioをはじめとした代表的な格安SIMと、povoの違いを比較してみます。
povo vs IIJmio|料金の継続性と通話重視で比較
最初に、我が家も夫婦で9年愛用しているIIJmioとの比較から。
項目 | povo | IIJmio(ギガプラン) |
---|---|---|
月額基本料 | 0円 | 音声SIM:850円〜(2GB) |
データ通信 | トッピングで都度購入(例:6時間使い放題で260円/回 | 月額に含まれる |
通話料 | 22円/30秒 トッピングで5分かけ放題等あり | 11円/30秒 |
メリット | 基本0円で維持可能、必要時のみ課金 | 安定した通信+月ごとの使用量が決まっている人に最適 |
デメリット | 180日ルールあり、継続運用に手間 | 最安でも毎月固定費が発生 |
IIJmioは、継続的に通信や通話を使う人には安定感があるプランです。
ただし、「全く使わない月もある」「番号だけ持っておきたい」といったニーズにはpovoが優れています。
povo vs LINEMO|LINE特化ならLINEMOもあり?
もうひとつの選択肢として、LINEの通話・トークが通信量にカウントされないLINEMO(ラインモ)ミニプランも人気です。
項目 | povo | LINEMOミニプラン |
---|---|---|
月額基本料 | 0円 | 990円(3GB以下) |
LINE利用でデータ消費 | あり | なし(LINE使用は通信量ノーカウント) |
子ども向けおすすめ度 | ★★★★☆(コスト最優先) | ★★★☆☆(LINE中心の使い方向け) |
LINEの通話・ビデオ通話をたくさん使う予定があるなら、LINEMOも検討の余地あり。

ただしコスト面ではやはりpovoの0円維持が最も優秀です。
結論:使い方次第でpovoが最適な選択になる
- 「番号だけ持ちたい」「月に数回だけ使う」→ povoが最適
- 「データ通信を毎月使いたい」→ IIJmioやLINEMOも検討
- 「子どもにスマホを持たせたいけど、費用は抑えたい」→ povoが圧勝
筆者の家庭では、子どもの利用頻度が少ないこと&Wi-Fi環境が整っていることから、povoの0円運用で十分すぎる結果になりました。
povoの紹介コードを使って契約する方法
povoでは、契約時に「紹介コード」を入力すると、お得な特典がもらえるキャンペーンを実施しています。せっかく契約するなら、紹介コードを活用してお得に始めましょう。
紹介コードとは?
povoユーザーが発行できる個別のコードで、新規契約者がこのコードを使うと両者に特典がもらえます。特典内容は時期によって変わりますが、たとえば以下のような内容です。

- データ100GB(3日間)×1回分
- データ使い放題(24時間)×5回分※期間内に初めてデータトッピング購入で
※特典内容は変更になることがあるため、申し込み時に必ず公式アプリで確認してください。
紹介コードの使い方
紹介コードは、povoのアプリで新規契約する際に入力できます。
- povoアプリをインストールする
- 新規回線申し込みを選択
- 「キャンペーンコード/ご紹介コード」の欄に紹介コードを入力する(※下記に記載)
- [適用する]をタップ
コードの入力は契約時のみ可能です。後からの入力や、コードなしで進んだ場合は特典が受け取れないので注意してください。
紹介コードはこちら(自由にお使いください)
以下に、筆者の紹介コードを掲載しておきます。povoに興味がある方は、よければこちらを使ってお得にスタートしてみてください。
▼muaの紹介コード▼
M0AIN57V

使っていただけると、筆者にも特典が届く仕組みですが、強制ではありませんのでお気軽にどうぞ。お互いの個人情報が伝わることはありませんのでご安心を♪
まとめ:povoは0円で番号を持てる!子ども用・サブ回線に最適な選択肢
povoは、正しい使い方を理解すれば本当に「基本料金0円」でスマホを維持できる数少ないプランです。
筆者の家庭でも、小学生・中学生の子ども2人がpovoを使っており、LINEやモバイルSuica、ネット検索など、0円でも日常利用に困らない運用ができています。
povoの運用で特に大切なのは、次の3点です。
うまく使えば、子どもに安心して持たせられる番号付きスマホとして、または親のサブ回線や防災用回線として、非常に優秀な選択肢になります。
povoの契約を検討している方は、ぜひ紹介コードを活用してお得に始めてみてください。
▼muaの紹介コード▼
M0AIN57V

必要なときだけ課金、ふだんは0円。
この柔軟なスタイルが、povo最大の魅力です。
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