マネーフォワード MEは、銀行口座やクレジットカードなどの複数の金融情報を一元管理できる便利なツールです
マネーフォワード MEの安全性ってどうなんだろう?
ちゃんとセキュリティ対策されているのか、気になる…。
今回は、マネーフォワード MEのセキュリティ機能と、ユーザーが安全にサービスを利用するための注意点について詳しく解説します。
私は2020年からマネーフォワード MEを利用しています。
セキュリティ対策について把握しておけば、安心して利用できますよ!
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マネーフォワード MEで銀行連携は危険なの?
マネーフォワード MEの銀行連携が危険か安全か、断言することはできません。
ですが、マネーフォワード MEでは銀行連携を安全に行うため、以下のようなセキュリティ対策を行っています。
定期的に外部のセキュリティ診断会社からの評価を受け、セキュリティ改善を行いながらサービスを提供しています。
でもでも安心は禁物!
どんなサービスでも完全なセキュリティを保証することはできません。
ユーザー自身がセキュリティに対する危機意識を持つことが重要です。
家計簿アプリで情報漏洩が起こるのはどんな時?
家計簿アプリから情報漏洩のリスクが高まる事例について紹介します。
スマートフォンからの情報漏洩
スマートフォンのセキュリティ管理が不十分な場合、情報漏洩のリスクが高まります。
例えば、スマートフォンがロックされていない状態で紛失したり盗まれたりすると、そのスマートフォンに保存されている情報が第三者に漏洩する可能性があります。
このような情報漏洩を防ぐためには、指紋認証やパスコードなどを利用したロック設定を行うことが重要です。スマートフォンを紛失したり盗まれたりした場合でも、第三者がスマートフォンを開くことはほぼ不可能となるからです。
また、スマートフォン自体を失くさないための対策も重要。
例えば、ストラップをつけてスマートフォンを手元に固定する、またはスマートフォンを常に同じ場所に保管するなどの習慣をつけることが有効です。
サイバー攻撃による情報漏洩
サイバー攻撃者が家計簿アプリのセキュリティを突破した場合、ユーザーの情報が漏洩する可能性があります。
フィッシング攻撃を受け、誤ってパスワードが攻撃者に知られると、アカウントが乗っ取られて情報が漏れる可能性があります。
フィッシング攻撃とは
攻撃者が正規の組織になりすまし、ユーザにパスワードや個人情報を提供するよう求めるもの。
誤ってパスワードを提供した場合、アカウントが乗っ取られ、情報が漏洩する可能性がある
マネーフォワード MEではクレジットカード番号の登録は求められないため、クレジットカード番号が漏洩する心配はありません。
ですがアプリを通じて取得されたカード利用履歴が、転売業者などの参考データとして使われるリスクはあります。
家計簿アプリを利用する際は、自身の情報を保護するため以下のような対策を講じることが重要です。
- 定期的にパスワードを変更する
- 信頼できるセキュリティソフトウェアを使用する
- 不審なメールやリンクを開かない
運営会社からの会員データ漏洩
運営会社のセキュリティ対策が不十分であったり、内部からの不正行為により会員データが漏洩することもあります。
特に、個人情報を含む大量のデータを管理している家計簿アプリでは、データ漏洩が発生した場合、その影響は膨大です。
ユーザーの金融状況や支出パターンなどといった情報が漏洩すると、ユーザーのプライバシーはもちろん、金融安全性にも影響するかもしれません。
これらのリスクを避けるためにも、適切なセキュリティ対策を講じている家計簿アプリを選ぶことが重要です。
マネーフォワード MEのセキュリティに関する取り組み
マネーフォワード MEは、ユーザーのセキュリティ・個人情報を保護するために、多数の取り組みを行っています。
預かるのはログイン情報のみ
マネーフォワード MEは、登録に必要なのは「ログイン情報」だけです。これは各種金融サービスの利用明細や残高の表示な情報であり、マネーフォワード MEが提供する機能を活用するための最低限の情報です。
それ以外の情報、例えば各金融サービスで使用する追加認証情報や乱数表、クレジットカード番号など、ログインに必要ない情報は一切登録する必要がありません。
そのため、万が一マネーフォワード MEのアカウントが不正にアクセスされたとしても、重要な金融情報が漏洩するリスクは大幅に減少します。
暗号化通信
マネーフォワード MEは、ユーザーの金融情報がインターネット上で盗まれることを防ぐために、SSL暗号化通信を利用しています。
SSL暗号化通信とは
データを暗号化して通信する仕組みのこと
秘密鍵を保持していない第三者はデータを解読できない
データの盗聴、なりすまし、改ざんなどを予防できる
ユーザーが口座情報やメールアドレスなどの個人情報を入力する際、その情報は暗号化して送信されます。
不正な第三者が不正にアクセスした際、データが暗号化されているため認識できないようになっているのです。
二段階認証
二段階認証は、ユーザー名とパスワード以外に、別の認証手段(例えば、携帯電話に送られる一時的なコード)を必要とする認証方法です。
二段階認証により、たとえユーザー名とパスワードが第三者に知られてしまったとしても、その情報だけではログインできないようになっています。
マネーフォワード ME利用者が注意するべきポイント
繰り返しますが、完全なセキュリティを保証するものはありません。
だからこそ、私たちユーザー自身も注意深く行動することが必要です。以下に、ユーザーが注意すべき点をいくつか挙げます。
パスワードの管理
パスワードは定期的に変更し、他のサービスと同じものを使わないようにしましょう。また、パスワードは複雑なものにすることで、不正な第三者による解読を難しくします。
不安な方は、すべてのパスワードを一元管理できるサービス「1Password」がおすすめです。
ネットワークの選択
公共のWi-Fiなど、安全でないネットワークからはログインしないようにしましょう。
不安全なネットワークからアクセスすると、ユーザーの情報が第三者に盗まれるリスクがあります。
ログイン状態の管理
マネーフォワード MEにログインしたまま放置しないようにしましょう。
特に公共の場所での使用については、他人に見られる可能性があるため、使用後は必ずログアウトするようにしましょう。
フィッシング詐欺に注意
フィッシング詐欺は、マネーフォワード MEなどの名を騙った不審なメールやウェブサイトから、ユーザーのログイン情報を盗む詐欺です。
不審なメールやウェブサイトからのリンクを開かないようにしましょう。
筆者がマネーフォワード MEを継続利用している理由
マネーフォワード MEはセキュリティ対策をしっかり行っています。さらに自身でもリスク回避を意識することで、家計簿アプリを安全かつ便利に活用することができます。
私が長年マネーフォワード MEを使い続ける理由は以下の2つ。
複数の金融情報を一元管理できるから
マネーフォワード MEは銀行口座やクレジットカードなど、複数の金融情報を一元的に管理できる便利なツールです。
各金融機関のウェブサイトやアプリを一つ一つ確認する必要がなく、全体の資産状況を一覧で把握できます。
証券会社の口座とも連携できるので、iDeCoの資産管理も夫婦2人分
まとめてチェックできちゃいます。
予算管理で家計改善に役立つから
マネーフォワード MEでは、自身の収入と支出の情報を元に、毎月の予算を設定することができます。
予算管理機能を活用することで、家計の支出傾向を把握し、無駄な出費を抑えることにつながります。
マネーフォワード MEを活用した不正利用対策
個人の金融情報は多くの場所に散らばっており、その全てを把握するのは簡単ではありません。特にクレジットカードは頻繁に利用するため、不正利用があった場合すぐに気づけない場合があります。
ですが、家計簿アプリを活用すればそのような問題を解決することができます。
例えばマネーフォワード MEには、設定金額以上の出金があった際にメールで知らせてくれる便利な機能があります。
不審な取引があった場合でもすぐに気づくことができ、早期の対応につながります。
家計簿アプリは金融情報の管理だけでなく、不正利用対策の強力なツールとしても使えるのですね。
まとめ:マネーフォワード MEは安全性の高い家計簿アプリ
マネーフォワード MEはユーザーが安全に利用できるよう、厳重なセキュリティ対策を行っています。その高い安全性と利便性から非常に優れた家計簿アプリとして、多くのユーザーに支持されいます。
ですが、どんなに優れたセキュリティ対策が施されていても、全てのサービスと同じく絶対的な安全性を保証することはできません。そのため、ユーザー自身がセキュリティに対する意識を高め、自己防衛の措置を講じることが重要です。
適切な管理と注意を払って、
マネーフォワード MEを安心便利に活用しちゃいましょう!
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